| 「13」第27話で衝撃的な登場を果たしたジミーの正体、通称「おっさんジミー」です。メットを外した瞬間をフレッドに目撃されてあたふたしているところまではまだ笑えていましたが、正体を知られて開き直った彼が酒を飲みながらスコットに「リーダーのあるべき姿」についてうんちくをたれるシーンには、ある種の恐怖感を覚えたものです。それにしても、メットを取った瞬間から彼が野太い声になり、動きも俊敏になるという練りに練られた演出は、茫然と立ち尽くすマルロ＆ルチーナ・失神するクレア・急にジミーに敬語を使い始めるスコットらの演技とともに、かつてない衝撃を我々に与えてくれました。オリジナルシリーズでの７歳児としての彼の行動が、すべて「おっさんの演技」によるもの、というのは考えただけでも怖くなりますね。裏設定によるとクレークとは年齢がタメだそうですが、子育てから老人問題までを描いた「13」というシリーズで、さらにおっさんの生き様までを描こうとしたスタッフの心意気には感服いたしました。いや、ホントに。ぜんぶ嘘ですけど。 |
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